自己紹介

自分の写真
茶道の先生をしています。 お茶を教えているだけではなく、ホテルにある茶室を管理し、国籍を問わず、老若男女を問わず、さまざまな人達と関り、非常に面白く興味深くもあります。 I am a teacher of the tea ceremony. Tea not only teaching, is managing a tea room in the hotel. Regardless of nationality, people of all ages, I have a variety of people and I related. It is also very interesting and fun.

La mia Italia への招待

  イタリアから帰ってきて、早くもあっと言う間に日にちは  
  どんどん過ぎてしまっています。
  それでも、このブログの中でのイタリア滞在はまだ帰国の  
  日を迎えていません...
  しかしながら、現在の私の生活はまたいつもの日々なので  
  す。そこで、新たにイタリア滞在のブログを始めました。
  こちらのブログも併せてご覧いただけると嬉しいです。

私の愛する花達

  母は小さな花や山野草が好きです。
  私も最近、花がとても好きになってきました。
  季節毎に変わる我が家の花達、
  折々に出会う花達を紹介するブログを始めました。
  こちらの方も併せてご覧いただけると嬉しいです。

2010年10月28日木曜日

ショパン



今日は、キタラの大ホールでのコンサートにいきました。



2010年ショパン生誕200周年記念
国際親善交流特別演奏会
指揮:グレン・コルティーズ
演奏:モーツァルト・ヴィルトゥオーゾ祝祭管弦楽団
ピアノ:ロクサナ・バジュデキ

プログラム
ブラームス:悲劇的序曲 作品81
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ単調 作品21
ベートーヴェン:交響曲第7番イ短調 作品92



最近は、小ホールでのコンサートが多かったので、
久しぶりに大ホールでのコンサートはやはり良かった。
音の響きの中に身を置き、体感する感覚は好きだなあと思う。

演奏の善し悪しについて私が何を言わん....
でも今日のプログラムでは私は一般的なのかもしれないが、
やはり、ショパンがいいなあと思った。

ピアノの詩人と詠われたショパンの曲は繊細で優雅
今日のピアノ協奏曲は、ショパンの秘めた女性への恋文
その都度の一途な情熱をピアノ協奏曲に託す作品であり、
それをルーマニア出身のロクサナ・バジュデキの
叙情的な軽やかであり何かを感じさせる音の変化が
心地よい感覚を与えていたのかもしれない。




2010年10月21日木曜日

午後の稽古

昨日は、午後の稽古は紅葉を見がてら
札幌郊外の真駒内の芸術の森に隣接してある
関口雄揮記念美術館へいきました。
この美術館は私のお友達の家で造った
私設の美術館です。

常設してある立礼の棚を使わせていただいて、
外の景色を眺めながら薄茶を一服いただきました。

このハーブのお茶は、7種類ものドライフルーツが
入っていてとても美味しかったです。




美術館の裏手にあるボザール橋という吊り橋です。
ボザール橋を渡って芸術の森へ
今年の紅葉はどうでしょうか?

これはベニテングダケという毒を持ったキノコです。
でも、ディズニーのアニメ映画に出てきそうなキノコの
お家風のキノコで可愛らしい様でした。

2010年10月19日火曜日

トマピー


先日、自分で野菜を作っているお弟子さんから沢山の野菜が届き、
その中にトマピーなるものがありました。

始め夜、家に帰り着き玄関に入った時、
そこにいつもの如く飾ってある物の中に、
見慣れない物があり、思わず手に取ってみたのですが、
形はトマトに似ているけれども、
色はトマトの様に赤いけれども、所々ピーマンの緑も混じっていて、
触った感触や硬い肉厚、ヘタの付き方、外観のつやは
一緒に置いてあるピーマンやパプリカと同じです。
へぇ〜、これって何?と、思いました。


母に聞くと、トマティとか言っていたよ、との事.....
トマティ??
何だかよく分からないけれども、変わった野菜が
次々に出てくるものだなあと思いました。

後日、お礼方々聞いてみました。
トマトとピーマンを掛け合わせて作ったもので、
トマピーというのだという事が分かりました。
どんな味?
う〜ん... トマトとピーマン... そんな味かな ! との事.....??
そんな味ねぇ....。
まだ味見はしていませんが、
そのうちに食べてみるのを楽しみにしています。

因に、一緒に届いた他の野菜は、
葉付き大根、春菊、ラディッシュ、パプリカ、大きなピーマン、
それぞれ美味しく頂きました!
ありがとうございます。

2010年10月18日月曜日

栗の渋皮煮


毎年今頃の栗の頃になると
渋皮煮を作ります。
今年は、お弟子さんからとても良い栗を沢山いただきました。
穫れたてのふっくらしている実の固くしまった良い栗でした。

渋皮煮の作り方はこちら
http://mylifemyfavorite.blogspot.com/p/blog-page.html


一緒に、いがに入った栗もいただきました。



我が家の玄関に飾ったところです。



2010年10月11日月曜日

呈茶


今日の呈茶は、アフリカから札幌に一ヶ月間の
研修にいらしてる方達でした。
お国は、モーリタニア、ベナン、コンゴ、セネガル、チャド、
とそれぞれなのですが、皆さんフランス語で
英語があまり通じないので、
私のフランス語では、始めの挨拶だけ...
何を話しているのかところどころが少し解るだけで、
一緒に案内と通訳でいらしていた小田さんと
フランス語、英語、日本語の混ぜ合わせのような会話で
それでもとても有意義な、楽しい時間でした。

外国からのお客様の時は、いつも思うのですが、
民族性、感覚、感性、それらが私たち日本人とは違うという事が
当たりまえでありながらその面白さと不思議さを考えてしまいます。
でも、それでもこの地上にあるあらゆる国のどんな人でも
同じ人間であるというその一つは、変わることがない真実だという事なのです。
その真実を自分が理解すると、言葉が通じなくとも、
あっという間に親しく楽しく同じ時間を共有出来るのだと思います。

という事で、今日も楽しい時間でした!
みなさんありがとうございます。

2010年10月4日月曜日

旧北海道道庁

先日、横浜の友達が札幌に来ました。
天気も良く、散策をするのにいい日和でした。
私も仕事の合間にひと時、彼女を案内がてら久しぶりに
札幌の観光名所である旧北海道道庁に行きました。
いつも何気なく通り過ぎている場所ですが、
改めて来てみると、赤煉瓦の建物と敷地内にある池の風情も
いいものだなと思いました。


道庁を正面からみたところです。


少し斜めから見たところです。


敷地内にある池は、街の真ん中にあるとは思えない
趣きのある場所で、よく写生の人も見かけます。


池には蓮が沢山で、まだ花が咲いています。



池には、つがいの鴨がいます。
池の渕で、こっちにおいで!と声を掛けると
人に馴れているのか、すぐ近くまで寄ってきます。

2010年10月3日日曜日

秋の呈茶

先月21日から秋の茶会をしています。
始め7月に七夕の茶会を考えていたのですが、
今年の夏は札幌でも25度以上の夏日が連続30日余りも続いて、
連日の暑さにとてもではないけれども暑すぎて
茶会をする元気もありませんでした。
それでは、9月9日に向けて重陽の茶会をと思い直していたところ、
今度は、菊の節句とも言う重陽なのですが、
その菊の花も、暑さのせいか咲かず、
延び延びになっていたのですが、
遅ればせながら、やっと重い腰を上げて、
中秋の月、重陽の菊、実りの秋と秋満載の茶会です。


軸は、戸上明道師「秋聲満万野」
香合は、道場宗廣 黒柿団扇 萩に虫
水指は、李朝立壷 脇床に、稲穂



床の飾り物です。
五行の色の物を集めてみました。
青:火龍果(中国の果物で中国語でホアロンコア)
洋名ではスターフルーツと呼ばれるものです。
青は 「 仁 」を意味します。
白:レンコンか新生姜。白は「 義 」を意味します。
赤:石榴(ざくろ)。赤は「 礼 」を意味します。
紫:あけび。紫は「 智 」を意味します。
黄:柿。黄は「 信 」を意味します。


棗は、裏千家15代鵬雲斎玄室箱書きの「滝に紅葉」
蒔絵師 松悦作
この棗は、私が初めて自分のお金をだして買ったものです。


今回の干菓子は、落雁の菊、州浜の菊の葉
和三盆の稲穂でした。六花亭製です。
菓子器は山口県の大内塗りの四方盆。
朱に秋草の蒔絵、金泊の大内菱の文様です。



待ち合いと露地
露地の蹲い廻りに、自宅の縞すすきと鷹のはすすき、
待ち合いの色紙は菊酒の画賛
虫篭の花入れ
炭斗を野菜の篭に見立てて
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