自己紹介

自分の写真
茶道の先生をしています。 お茶を教えているだけではなく、ホテルにある茶室を管理し、国籍を問わず、老若男女を問わず、さまざまな人達と関り、非常に面白く興味深くもあります。 I am a teacher of the tea ceremony. Tea not only teaching, is managing a tea room in the hotel. Regardless of nationality, people of all ages, I have a variety of people and I related. It is also very interesting and fun.

La mia Italia への招待

  イタリアから帰ってきて、早くもあっと言う間に日にちは  
  どんどん過ぎてしまっています。
  それでも、このブログの中でのイタリア滞在はまだ帰国の  
  日を迎えていません...
  しかしながら、現在の私の生活はまたいつもの日々なので  
  す。そこで、新たにイタリア滞在のブログを始めました。
  こちらのブログも併せてご覧いただけると嬉しいです。

私の愛する花達

  母は小さな花や山野草が好きです。
  私も最近、花がとても好きになってきました。
  季節毎に変わる我が家の花達、
  折々に出会う花達を紹介するブログを始めました。
  こちらの方も併せてご覧いただけると嬉しいです。

2012年4月8日日曜日

アルノ川に架かる橋

フィレンツェは歩いてもどこにでも行ける小さな町で、
町の中心を東西にアルノ川が流れていて、
南の上流側から、ポンテ•アレ•グラツィエ
アルノ川の観光の中心とも云える、誰もが知っているポンテ•ヴェッキオ
下流の方へ、ポンテ•サンタ•トリニタ、ポンテ•カッライア、
ポンテ•アメリゴ•ヴェスプッチ等の八つの橋が架かっています。

私のアパートはこのアルノ川のポンテ•カッライアを街中から左岸の方へ
渡った直ぐのセッラーリ通りに面してありました。
この界隈は、手工芸職人の工房や古美術店が集まっていて、
丘陵地帯の邸宅街へと続いています。

ミケランジェロ広場から観たアルノ川下流側の市街地


ポンテ•ヴェッキオは、イタリア語で「古い橋」という意味でフィレン最古の橋です。
このヴェッキオ橋はヴァザーリ回廊の一部で、橋の上の回廊の一階部分には
貴金属店が軒を連ねていて、何時 通っても観光客で賑わっていた。

このヴァザーリ回廊というのは、1565年にメディチ家が栄華を極めた時代に執政所であったヴェッキオ宮から事務所であったウフィツィ、ポンテ•ヴェッキオを渡り、住居であったピッティ宮まで、市内を安全に移動する為に当時の当主であったコジモ1世が画家でもあり建築家であったジョルジョ•ヴァザーリに建築させた全長1キロもの長さで、一族だけが通行する為の空中回廊でした。左の写真は、ウフィツィ美術館からヴェッキオ橋へ通じる回廊の一階部分で、下の写真は、対岸から見た回廊で、上部に小さな四角の窓が並んでいる部分が回廊になっている。現在は回廊内部は一般公開していないが、見学ツアーもあるようなので、そう言えば、ベッキオ宮だったかウフィツィだったかで、絵を観ていた時に、数人のグループが通行止めになっている場所で、クサリを外してドアの向こうに入って行くのを見た事があり、何やら秘密の扉に入って行くようで、何処に行くのだろう?私も一緒について行きたいと思った事があったのを思い出しました。あれはもしかしたら、このヴァザーリ回廊のツアーだったかもしれないなあと思います。その時はヴァザーリ回廊の事は知らなかったので残念でしたが、次回フィレンツェに行く時には是非見てみたいと思っています!
私のアパートへと渡るポンテ•カッライア

ポンテ•アレ•グラツィエの上から市街側を見たところで、
塔は、サンタマリアクローチェ教会の鐘楼

2012年4月5日木曜日

アパートの鍵

今回のイタリア滞在は、
30年振りの海外で、自分でも思い切った事に全くの個人旅行で
本当にどうなる事かという不安も少しはあったのですが、
幸いにも運よくというのか
本当にどうしようもないトラブルというのは全くなく、行って帰ってきたのですが、

ただ、アパートについてちょっと困った事が一つありました。
アパートに落ち着いての始めの2~3日の間
部屋の鍵が思うように開いてくれずに
ちょっと四苦八苦したぐらいかしら....

というのは、こんな鍵は見たこともないというか、
こんなに頑丈な造りの鍵があるのだなと、まずビックリ

上の写真は外のドアで真ん中にノブがあります。
そして、鍵穴に鍵を差してまず、
左に3回まわす毎に4個の突起が段々開いていって
最後に一番下の最後の部分をドアのノブを引きながら
鍵を回すとカチッという音と共にドアが開きます。

という4段階で開くとても頑丈な造りの鍵なのですが、
何が困ったかというと、
最後の部分がどうしても開かずに四苦八苦してしまい、
こんな難しい鍵の部屋にこの一ヶ月の間、
居られるだろうかとも思ったのですが、
アパートの管理会社の人に来てもらったところ、
彼は、いとも簡単に何の力も入れずに開けるので、
え〜!どうして??何故私は開けられないの?

私の開け方を見ていた彼は、
ノブをちゃんと引いて鍵を回せ!
えっ?ノブを引くの?
確か始めの時は押すと習ったような?.....

押してだめなら引いてみよ!
という事もあるのに、このドアは向こうに開くドアで、
私は、向こうに開くのだから
ノブも押すのだと勝手に思い込んでいたのですね。
最後の鍵を回す時に、まさかノブを引きながらだなんて一度も考えなかったのです!

それまでに一生懸命押しながら力の限りに鍵を回しても開く訳がなかったのです!
それでも何回もやっているうちにどうかしてはずみで開いていたのかもしれません...
引きながら開けるというので、上手く開けられるようになってからは、
なんの事はない簡単に開けられるようになり、ホッといたのですたが、

ドアの厚さも5〜6㎝はあるかという木の分厚いドアだし、
こんな4段階も回して開ける頑丈な鍵だからこそ安心して暮らして
いられるのだと思うと納得でした!


2012年4月4日水曜日

帰国

このブログもベネチアでちょっと足踏みをしてしまっているうちに
あっという間に帰国する日が近づき、
予定通りに2月29日に無事日本に帰国しました。

本当に一ヶ月というのは長いようで短く、
まだこのままフィレンツェにもう少し滞在していたい!!
という気持ちを残しながら帰ってきました。

帰国してからも、すでに4月に入ってしまい、
早くも一ヶ月以上が過ぎ去ってしまいました。

ブログを見ていてくれたお弟子さん達や知り合いの方達からは、
先生はちゃんと帰ってきているのかしら?と心配していただいていたり、
一ヶ月以上もお休みしてしまった仕事は、ありがたい事に
お客様からも忘れられる事もなく、私の話に耳をかたむけて頂いて、
嬉しくも忙しい日々を送っています。

フィレンツェでの事を更新しないと、私の気持ちの中でのイタリアが
まだ終わらないので、少しずつでも残りのフィレンツェでの事も
更新していこうと思っていますので、まだ少しお付き合いくださいませ。

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