自己紹介

自分の写真
茶道の先生をしています。 お茶を教えているだけではなく、ホテルにある茶室を管理し、国籍を問わず、老若男女を問わず、さまざまな人達と関り、非常に面白く興味深くもあります。 I am a teacher of the tea ceremony. Tea not only teaching, is managing a tea room in the hotel. Regardless of nationality, people of all ages, I have a variety of people and I related. It is also very interesting and fun.

La mia Italia への招待

  イタリアから帰ってきて、早くもあっと言う間に日にちは  
  どんどん過ぎてしまっています。
  それでも、このブログの中でのイタリア滞在はまだ帰国の  
  日を迎えていません...
  しかしながら、現在の私の生活はまたいつもの日々なので  
  す。そこで、新たにイタリア滞在のブログを始めました。
  こちらのブログも併せてご覧いただけると嬉しいです。

私の愛する花達

  母は小さな花や山野草が好きです。
  私も最近、花がとても好きになってきました。
  季節毎に変わる我が家の花達、
  折々に出会う花達を紹介するブログを始めました。
  こちらの方も併せてご覧いただけると嬉しいです。

2012年6月28日木曜日

カルミア

今年もカルミアの花が咲きました。

カルミアは、ツツジ科の低木植物で
別名をアメリカシャクナゲともいいます。

つぼみも花も、その姿形が何とも可愛らしくて、私は好きな花のひとつです。



つぼみは、金平糖の様だといつも思うのですが、
誰かは、ケーキの絞りだしたクリームのデコレーションの様だといいました。
そう言われてみると、確かにそんな感じがしないでもないですね


陽のあまり当たらない葉の影はうっすらピンク色のやさしい感じの花です。


反対に陽がさんさんと当たる所はつぼみは濃いピンク色で
この感じもまた華やかです。



一番上の写真を4枚コラージュして、ちょっと遊んでみました。

万華鏡を覗いてみたような感じになって
ちょっと面白くなりました。




路面電車内で呈茶


札幌市の招聘で北海道観光の視察として
3泊4日で来道していた中国からのお客様にお茶をお出ししました。

それが、何処でしたかというと、
何と札幌の街中を走る路面電車の車内でなのです!

貸し切り電車というのは、時々走っているので
その存在は知ってはいましたが、その車内でのお茶というのは
まず、考えてもみた事もなかったので、

はじめは、えっ?!とちょっとびっくりもしましたが、
強行スケジュールの中で、可能な事は色々と体験していただきたいとの事からの
担当の方の発想で、ちょっと面白いかなとは思いましたが、
お茶というのは、何処ででも出来るのだなという事で
あっという間に目的地に着いてしまいました。
お客様も私も共に楽しめたのではないかと思います。
最後に電車の前で記念撮影をして、名残惜しい感じでした。



2012年6月17日日曜日

ドゥーモのクーポラに登る

ある日の夕方ちかく、ドゥーモのクーポラに上りました。

高さ115m、直径45mあり、大きな八角形のドラムが、クーポラを占めています。

このドーモのクーポラは、
フィレンツェの街中にいてちょっと道に迷った時など、
クーポラの頭が見えると、ホッとしてクーポラを目指して道を戻ったりして、
目印にもなる程で、堂々として、美しく、存在感があるのです。

クーポラへの上り口は、正面入り口の裏手にあり、
螺旋状の狭い石段をただひたすらに登るのです。
この石段、一番上の展望台までは464段あり、時には狭く、時には急になります。

















途中所々に外が見える小さな窓があり、
フィレンツェの街並みが段々と小さくなっていくのが見えて、
うわ〜!と思うのです!


フーフー言いながら、もうかなり登ってきたのではないかなあ〜と思っている頃に
クーポラ天蓋部分のフレスコ画が真近くに見える回廊に出ました。
下から見上げていた「最後の審判」のフレスコ画が
本当に手を伸ばせば届きそうなくらいの近くで見る事が出来るのです。

先端にある明かり取りのランターンから入る光が、このフレスコ画を
神々しく現し、現実の光景を感じさせる迫力を持って、目の前に存在していました。


更にまた、展望台にもなっているランターンまで再び石段を登ります。

でも、足はかなり大変!!何度も途中で立ち止まり、
後ろから登ってくる人に先を譲り、
上からは降りてくる人と狭い石段の途中ですれ違い、
「あとどのくらいで着くの?」と聞き「もうあと少しよ!」と励まされ、

かなり息も切れ切れに、やっと着いた展望台から見るフィレンツェの街並みは
赤茶のレンガの屋根が、街一杯に広がっている光景が夕暮れ時の夕焼けに映えて、
心地よい風にふかれ、此処まで登ってきた甲斐があったなと思いました。

ウフィッィ美術館、ベッキオ宮を望んで、アルノ川の向こう、
私の住んでいたアパートがある方向を二枚の写真をつないでみました。
(ちょっと光の入り方が違いましたが.....)



ジョットの鐘楼を見下ろして、
今回はこの鐘楼には登りませんでしたが、
鐘楼からクーポラを見るのもまたきっと違った眺めだろうなと思い、
今度は是非登ってみたいと思います。


ウフィッィ美術館、ベッキオ宮、その向こうにピッティ宮



サンタ・クローチェ教会
その右側の山の方にミケランジェロ広場があります。


手前の小さなクーポラはメディチ家礼拝堂とサン・ロレンツォ教会
中央後方の鐘楼のあるのがサンタ・マリア・ノヴェッラ教会
その向こう側がフィレンツェの駅であるサンタ・マリア・ノヴェッラ駅


クーポラを真下に
ジョットの鐘楼とドゥーモを眼下に


こうしてフィレンツェの街並みを上から見渡してみると、
ドゥーモ教会を中心に四方八方に放射状に出来ている街で、
一望に見渡せる程の小さな街であるにもかかわらず、

ヨーロッパ全土に影響を及ぼした
ルネッサンスの発祥の地であるフィレンツェは、
14世紀から殆どその外観を損なうことなく現在に至っている
本当に美しい、花の都フィレンツェなのだなあと改めて思いました。

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