自己紹介

自分の写真
茶道の先生をしています。 お茶を教えているだけではなく、ホテルにある茶室を管理し、国籍を問わず、老若男女を問わず、さまざまな人達と関り、非常に面白く興味深くもあります。 I am a teacher of the tea ceremony. Tea not only teaching, is managing a tea room in the hotel. Regardless of nationality, people of all ages, I have a variety of people and I related. It is also very interesting and fun.

La mia Italia への招待

  イタリアから帰ってきて、早くもあっと言う間に日にちは  
  どんどん過ぎてしまっています。
  それでも、このブログの中でのイタリア滞在はまだ帰国の  
  日を迎えていません...
  しかしながら、現在の私の生活はまたいつもの日々なので  
  す。そこで、新たにイタリア滞在のブログを始めました。
  こちらのブログも併せてご覧いただけると嬉しいです。

私の愛する花達

  母は小さな花や山野草が好きです。
  私も最近、花がとても好きになってきました。
  季節毎に変わる我が家の花達、
  折々に出会う花達を紹介するブログを始めました。
  こちらの方も併せてご覧いただけると嬉しいです。

2012年8月25日土曜日

ジオラマ

今年の夏も千葉県の富浦に行きました。
富浦へ行くのは、毎年の行事になっています。
一年に一度、京都に行っていた時の友人が集まるのです。

今年は、その友人のお父さまの趣味のジオラマを見せていただきました。
もう2年位前から制作しているとのことでしたが、
今年はじめてそのジオラマの存在を知り、
もうその精巧さと、楽しさに私はすっかり虜になってしまいました!!

木や岩、道路に山、その全てが土台から一つ一つ手作りです!

この民家や街の配置が周りの景色と合って、懐かしい風景です。



この高台の牧草地にいる牛なんてとても好きな場所です。














この手の大きさでこのジオラマの規模が分かって面白い。
段々畑や、街の中でのお祭り風景、列車の踏切の様子、街の人々が
このジオラマの中で生きているみたいです。

2012年8月24日金曜日

呈茶

 22日の呈茶はイギリス(スコットランド)からのご夫婦でした。
お茶を点てていただく事も体験していただいたり、私が
点てる仕草を見ていらした為かお二人とも
茶筅を振るのはとても上手で、最後に点てたお茶は、私が
ご馳走になりましたが、とても美味しかったです。

お茶は上手に点てようという気持ちよりも
美味しく点てて相手に出したいという気持ちを持つ方が
とても美味しいお茶が点つのです。

本当に美味しいお茶で、そしてとても楽しいひとときでした。


この日の花は糸すすきとレンゲショウマ、そして友禅菊でした。
今時分はちょっと花が途切れる頃で、あまり種類がなかったのですが、
このレンゲショウマは、今年は沢山増えて花も沢山咲きました。
下向きの花ですが、可愛らしい感じで好きな花です。





ご主人は2mもあるかという背の高い方で、小さな子供は見上げては、ワーと声を上げると、奥様は笑っておっしゃっていました。私でさえ見上げる程でしたが、
お二人ともとても優しく、お話をしていても何かほっとする穏やかな感じのご夫婦でした。

2012年8月17日金曜日

不忍池の蓮


上野の恩賜公園の不忍池には、かなり広い池一面に蓮が密集して育ち
7月の末から8月にかけて花が咲きます。
その光景を初めて見たのは、もう何年も前の事でしたが、
目の前に拡がる蓮の群落を見て、
何とも言えない不気味さを感じたのです.....

池の中にある弁天堂も、昔は浮き島だったものが今は渡り道路も出来て、行き来が出来るのだが、弁天堂とその後ろに林立するビル群と蓮が、何とも不可思議で面白い!この不忍池の蓮は、浮世絵にもあるように、江戸時代の頃からあり、でも江戸時代には、上野動物園も無ければ、そびえ立つビルなんてものももちろんあるわけないので、上野の地に広大と拡がる蓮の緑は、夏の暑さの中で涼しさをよび、人々で賑わった場所でもあったのでしょう。でも、戦争中には池をつぶして、水田にしたそうな.....

この一面の蓮を見ていると、
吸い込まれそうな、足がすくむような感覚があるのです。
人の背の高さもあるような育った蓮の池に、足を捕われてしまうと
蓮の葉に隠されてしまって這い上がってこられなくなるような....
思わず後ずさりしてしまった昔の記憶があるので、
上野に行ってもこの不忍池には行こうとは思わなかったのですが、
何故か今回、行ってしまいました。

改めて見ると、やはりその不気味さを感じてしまいました。
でも、仏教では、蓮の池は、西方浄土の極楽として信じられているし、
大輪の花と透明感のあるきれいな色は極楽の花なのかもしれないが.....

咲き誇った大輪の花よりも風に吹かれて散りだした花や、
花びらを散り落として花床だけになった茎や、
これから咲く葉の陰にある蕾には、
見逃さずにはいられない感じがあり、写真を撮っていました。

ついでに、この蓮の泥の中にある根は、レンコンで、私は
レンコンは美味しく大好きだし、蓮の実も美味しい。
他に茎も葉も花ですらも全て食べられるのに
この蓮の池だけは不気味というのも、矛盾しているかな....














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